やまと高等学校の応援団〜運営指導委員会〜
やまと高等学校では、学校運営全般の指導・助言を専門家の方々からいただく会を定期的に開いています。委員は藤井千春先生(早稲田大学)、樋田大二郎先生(青山学院大学)、岡村健太先生(九州ルーテル学院大学)、赤山久幸先生(九州技術教育専門学校)、岡本哲夫先生(元熊本県庁友会常務理事兼事務局長)。今回、3人の先生にやまと高等学校への期待について寄稿いただきました。
早稲田大学教授
教育・総合科学学術院 教育学部
藤井千春 先生
通信制高校については、個別の学びの場というイメージが強い。しかし、通信制高校は、一人一人の生徒がそれぞれに孤立して学ぶという場ではない。学ぶとは世の中の「人・もの・こと」とのつながりを豊かにし、その中で互恵的に生きる力を養う活動である。通信制高校とは、それぞれの生徒が自分に最も適した学びの目標や方法を発見して学んでいくことが重視される場である。一律の目標や学び方が強制されることなく、自分に適した方法で、自分の求めている学びを達成することが、教師たちによって支援され励まされる。教師の指導や助言、友だちとの助け合い、地域の人からの協力などの協働を、自分の学びにとっての意味を実感しながら、個別最適の学びを遂げることがめざれる。やまと高校には、通信制高校として、それぞれの生徒が自分の夢を見つけ、その実現に向けての基盤づくりに、自分自身で挑戦していく学びが保障され支援される場として発展していくことを期待したい。
運営指導委員会会議の様子
九州ルーテル学院大学准教授
人文学部人文学科児童教育専攻主任
岡村健太 先生
やまと高等学校は株式会社立の広域通信制高等学校です。この「株式会社立」であることが、今後大きな強みになっていくことでしょう。現在でも、スクーリングの宿舎等で設立会社との連携がなされていますが、生徒の探究的な学びにおいて、更にその強みが発揮されていくことを期待しています。エネルギー事業、農業、ホテル等、地域に根差した経済活動と連携しながら学びが展開されれば、とてもリアルで価値のある学びとなるのではないでしょうか。
そういった今後の期待を抱くことができるのは、先生方の教育への熱意を私が感じているからです。これからの教育においては、生徒を既存の型にはめ込む学びではなく、生徒一人一人の可能性を支える多様な学びが求められます。しかし、多様な学びの中でも単に「何でもあり」(またその逆の「何もしない」)ではなく、「生徒の未来のためのより良い教育」について、先生方自身が日々探究されている学校、それがやまと高校だと感じています。
そういった今後の期待を抱くことができるのは、先生方の教育への熱意を私が感じているからです。これからの教育においては、生徒を既存の型にはめ込む学びではなく、生徒一人一人の可能性を支える多様な学びが求められます。しかし、多様な学びの中でも単に「何でもあり」(またその逆の「何もしない」)ではなく、「生徒の未来のためのより良い教育」について、先生方自身が日々探究されている学校、それがやまと高校だと感じています。
スクーリング
学校法人赤山学園
九州技術教育専門学校副校長
赤山久幸 先生
九州技術教育専門学校副校長
赤山久幸 先生
やまと高等学校の特長は多くの科目が準備してあり、生徒の興味・関心、進路等に応じて教育が展開されている点にある。単なる卒業をめざさせるだけの学校ではない。生徒のために妥協せず、教育にあたる教師たちの姿勢を高く評価している。
面接指導を見学させていただいた時の生徒の柔らかな表情が記憶に残っている。どの先生もすばらしく、協力体制がしっかりしている。幾人かの生徒に感想を聞いたが、口々に「やまと高校へ入学して良かった」「授業が面白い」と語ってくれた。高等学校での教育のあるべき姿がやまと高校にはある。
こんなにも凄い教育実践を受けられる通信制高校があることを知った今、通信制の負のイメージが払拭されている。通信制高校の中でやまと高校の教育内容が浸透し、挫折を経験した入学生が自分の学校を誇りに思えるようになり、周囲に伝え出すことで、この学校の評価が固まってくる考えている。
面接指導を見学させていただいた時の生徒の柔らかな表情が記憶に残っている。どの先生もすばらしく、協力体制がしっかりしている。幾人かの生徒に感想を聞いたが、口々に「やまと高校へ入学して良かった」「授業が面白い」と語ってくれた。高等学校での教育のあるべき姿がやまと高校にはある。
こんなにも凄い教育実践を受けられる通信制高校があることを知った今、通信制の負のイメージが払拭されている。通信制高校の中でやまと高校の教育内容が浸透し、挫折を経験した入学生が自分の学校を誇りに思えるようになり、周囲に伝え出すことで、この学校の評価が固まってくる考えている。