学習等支援施設とは通信制高校における学習を支援する施設です。一般的にはサポート校、キャンパスと呼ばれるます。

通信制高校の学習は原則的には自学自習です。各自で科目の学習をすすめ、添削課題を提出し指導を受け、面接指導（スクーリング）に参加し、試験を受けて単位を修得して行きます。添削課題は卒業までに、おおよそ200回（履修する科目によって異なります）の指導を受けます。自学自習では挫折する人も多く、通信制高校で学ぶ多くの生徒が学習等支援施設を利用しています。ただし、学習等支援施設の利用は任意で、必要に応じて検討ください。

最近は仲間との交流や活動を望んで学習等支援施設を利用される方も増えてきています。さらには、やまと高等学校では大学進学を希望する人が進学向けの指導を受けるために利用されることが多くなってきています。

やまと高校の学習等支援施設である「そよ風学舎」では、各教科等から課される「添削課題（レポート）」の学習支援を行っています。通信制高校の基本は自学自習ですが、基礎的・基本的な内容の授業を行い、添削課題の指導を実施しています。
　そよ風学舎には添削課題の指導以外に「講座」と呼ばれる授業があります。大学進学に向けた授業、趣味や教養を深める授業、特技を伸ばすための授業、実用英語技能検定に向けた授業も開講しています。
さらに、令和５年度からはAdobe Illustratorや写真加工のPhotoshop、公務員を目指す生徒を対象とした公務員講座も開始しました。人気の講座は「英会話」。オラ先生のLessonを心待ちにしている生徒も多いです。
今年度はプログラミング講座も開始しました。初めての方も大歓迎です。ぜひ、ご参加ください。

 

例えば、英語の教師が福岡で授業を行う場合、熊本と鹿児島の生徒はライブ配信により授業を受けます。ライブ配信の授業ですから、熊本、鹿児島の生徒もオンラインで先生とのやり取りや質問が可能。次の英語の授業は熊本です。熊本の生徒は対面での授業。福岡、鹿児島の生徒もライブ配信の授業を受けます。授業のライブ配信はリモートプランの生徒と週５通学プランの生徒は自宅からでも受講可能です。授業は原則、録画しますので、後日視聴することができます。

 

そよ風学舎では、各教科の教員免許を有する教師から、対面又はリモートにより授業を受けることができます。そよ風学舎での授業は３種類に分類することができます。１つ目はやまと高校で課される添削課題の理解を助ける授業です。２つ目は大学進学や公務員受験等に向けた進学用の授業（講座）です。受験指導の経験豊富な先生方からの授業（講座）を受けることができます。３つ目は特技や技能等を伸ばす授業（講座）です。実用英語検定受検対策講座や美容講座、Illustrator、Photoshop、PremiereProの講座等、魅力的なプログラムばかりです。中でも、オラ先生の英会話レッスン（講座）は大人気です。
その他、そよ風学舎では、利用する皆さんの学習環境や居場所を整えることに力を入れています。自分なりのペースで過ごせる工夫を行ったり、転入学された生徒さんの仲間作りや適応指導等を行ったりしています。各校には専属の教師を配置しており、個別の支援の充実にも努めています。
やまと高校やそよ風学舎での学習では、専用の学習システムを用いています。情報機器の操作に不慣れな方に向けては機器の操作支援を行います。進路指導、支援も重要な機能です。進路面談、進路ガイダンスを定期的に実施しています。さらに、公認心理師によるカウンセリングや養護教諭による健康指導も行っています。
そよ風学舎独自のイベントを開催しており、季節の行事や遠足など、生徒のなかま作りに重要な役割を果たしています。